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展覧会スケジュール

SCHEDULE

展覧会スケジュールSCHEDULE

名称、会期、内容等は諸般の都合により変更になる場合がございます

展覧会
0201
《緑の服を着た自画像》1954年
Autoportrait en vert

© Fondation Foujita / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2024 G3467

2025年2月1日(土) - 3月30日(日)

岡田文化財団設立45周年記念
藤田嗣治 7つの情熱
LES 7 PASSIONS DE FOUJITA

 20世紀を代表する芸術家の一人、藤田嗣治(ふじた・つぐはる/1886~1968)。
 本展は、カタログ・レゾネを編纂した藤田研究の第一人者シルヴィー・ビュイッソン氏監修のもと、フランス各地に所蔵されている藤田作品を中心に、彼を取り巻く同時代の日本人画家たちによる作品も一部加えて構成します。日本とフランス、2つの国籍を持ちながら、その狭間に生きたフジタの人物像を、「自画像」「東洋と西洋」「天使と楽園」など、彼の創作の源泉となる7つのテーマに沿って掘り下げます。

※展示替え3月31日(月) - 4月4日(金)(1階のみ開館)

0405

2025年4月5日(土) - 5月27日(火)

浦上コレクション
北斎漫画 驚異の眼・驚異の筆

 世界でその名を知られる江戸の浮世絵師、葛飾北斎 (かつしか・ほくさい/1760-1849)。北斎がのこした数々の名作の中でも、《冨嶽三十六景》と並ぶ代表作として知られるのが『北斎漫画』(ほくさいまんが)です。弟子たちの絵手本として1814(文化11)年に初編が刊行されると、庶民の絶大な人気を博して版を重ね、北斎没後の1878(明治11)年まで全15編が刊行されました。人々の生活や動植物、自然現象や各地の名所、さらには神仏、幽霊まで、森羅万象のあらゆるものを生き生きと描き出しました。酒脱な筆使いとダイナミックな構図、人々の特徴や一瞬の動きをとらえたユーモラスな描写は、自ら「画狂老人」と称して90歳まで絵を描き続けた北斎の、驚くべき画力、眼力を雄弁に物語っています。
 本展では、世界一の質と量を誇る、浦上満氏の『北斎漫画』コレクションより、摺りが早く保存状態の良い選りすぐりの約200点をご紹介します。世界の画家たちを惹きつけ、今なお私たちも魅了してやまない北斎芸術のエッセンスが凝縮した『北斎漫画』の世界をじっくりとお楽しみ下さい。