常設展示
EXHIBITION- トップ
- 常設展示 辻󠄀輝子
常設展示のご案内PERMANENT EXHIBITION
辻󠄀輝子 陶芸 「女流陶芸家の草分け」
1F/第2室
辻輝子は、女流陶芸家の草分けとして活躍しました。日本画で培った描写力を陶芸でも発揮し、身近な花や虫などに自愛の目をそそぐ繊細な表現は、国内外で高い評価を得ています。パラミタミュージアムでは茶碗、香合などの茶道具から陶製アクセサリー、日本画まで約400点に及ぶ辻輝子の作品を収蔵し、その収蔵作品数は国内随一を誇っています。
[ やつで紋 大壺 ]
プロフィール
1920年(大正9年)東京・日本橋に生まれる。17歳の時「濱田庄司展」で陶芸の美に目覚め、高等女学校を卒業後、陶芸を大森光彦・富本憲吉に、日本画を浅香金四郎に師事。1939年二ューヨーク万国博覧会に出品、1941年国画会に出品するなど、女流陶芸家の草分けとして活躍。北大路魯山人と終生にわたって交友を重ねた。草花や昆虫などを繊細かつ大胆に陶器に表現した作品は、皇室をはじめ全国に多くのファンを持つ。2017年没。