展覧会情報
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江戸時代の庶民の娯楽や情報源として人気を博した浮世絵は、その高い芸術性により、世界の人々にも注目されています。
本展では、その数ある浮世絵の中から、だまし絵としても親しまれる「寄せ絵」をはじめ、「有卦絵」「判じ絵」「文字絵」「影絵」など、現代人にも通じる江戸庶民の洒落とユーモアあふれる《遊び絵》の世界を紹介します。当時の人たちが、おもしろおかしく楽しんだ笑いとユーモアのセンスにあふれた《遊び絵》の数々をお楽しみください。
①◆有卦絵(うけえ)◆
歌川芳藤「有卦絵 ふ尽しの福助」
〝ふ″の付く物でできた福助。
眉は「筆」、目は「ふぐ」、口は「房」、耳は「袋」、さて頭は…??
②◆寄せ絵(よせえ)◆
歌川国芳「みかけハこハゐがとんだいゝ人だ」
国芳の寄せ絵の傑作です、よく見れば、たくさんの人!人!!人!!!
③◆上下絵◆
歌川国芳「両面相 伊久 げどふ だるま とくさかり」
絵を逆さにしても、あれ?、人の顔!
④◆影絵◆
歌川広重「即興かげぼしづくし きりことふろう・つる」
身ぶり、手ぶりで、これはなんだろう!
⑤◆戯画◆
歌川国芳「亀喜妙々」
役者の似顔絵を亀の顔に、甲羅の模様も特定の役者を示すヒントになっています
⑥◆戯画◆
月岡芳年「百器夜行」
百鬼夜行にかけて「百器」夜行! 身の回りのものが妖怪化して…
主催 | 公益財団法人岡田文化財団パラミタミュージアム |
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後援 | 中日新聞社、読売新聞社、朝日新聞社、三重テレビ放送 |
企画協力 | 株式会社アートワン |